ワクチン事前予約
4月に入ったら一気に周囲の30-40代もコロナワクチン接種率が高くなりました!
アメリカ、やる気だしたら早い!!
というのは、去年の在宅ワークのときも感じました。
州の権限が強いので、それぞれ動くときが早い。
それから、組織のそれぞれの部署に権限・責任があり、裁量があるので、それぞれの判断で動ける部分が大きい、というのもすごく感じます。
日本だと、窓口につながっても、彼ら・彼女らが単なる末端の裁量権ない人にすぎないので、マニュアル通りの対応。のれんに腕押しの無意味なやり取りに終始しがち。
私は3月くらいに、居住地の公式ワクチンサイトで事前予約しました。
友達は2月上旬に登録したとか。
対象に入ったときに連絡が来る仕組み。
すでに薬局で自分で予約を取って始めていたのですが、その後、居住地の公式リストで自分の番になったときには、 メールや電話ががんがん来ました。(リストから外して、と伝えてもかかってきた。。。)
居住地域はワクチン接種希望者が供給数より多いのですが、ちょっと離れた地域(田舎)に行くと、ワクチンが余っているところもあったようで。
待ちきれず、3時間から6時間かけて、余っているところに行って、第一回目を受けた話も、4月に入るとかなり聞きました。
薬局で予約
CVSでファイザー
予約は待ちよりも自分で取りに行く!
という精神で、薬局で予約を開始。
CVSの予約サイトで、わりとあっさり取れました。
1回目の予約を取ると、自動的に2回目の予約もついてきます。
これは便利。
そのときはファイザーの2回接種。ちょっと中心部からはかなり離れたところでしたが、車で30分くらい。
ファイザーは2回目の接種は3週間後。
ジョンソン&ジョンソン一時停止
彼は薬局チェーンのWalgreensで、一足先にジョンソン&ジョンソンを打っていました。
やはり1回で接種完了は魅力だったので、Walgreensのワクチン予約サイトをその後もちょくちょくのぞいていると、あるとき、中心部でジョンソン&ジョンソンの予約が取れました!
この時点でCVSの予約をキャンセル♪
ところが、ジョンソン&ジョンソンは血栓の副反応の可能性ありということで、一時停止になってしまいました。。。
彼はピンピンしてましたけれど、血栓は女性ばかりだったこともあり、受ける前でよかったです。
多くの州で全員接種対象になる直前のタイミングでの大きな決定にも、さすがだな、と思いました。すでにジョンソン&ジョンソンで予約をしていた人も多数いるわけですが、その混乱を入れても、ごくわずかの割合で出た副反応と安全性を重視して再調査、という決断。
(最近の日本の対応を見ていると、日本だったら公表せず、ごまかして進めちゃいそう、、、とか思ってしまいました。何かあっても、因果性ありません、で馬耳東風なのって、日本のパターンな気が。原爆被害も水俣認定も……。)
Walgreensからは、リスケジュールの電話がかかってきてました。
CVSでモデルナ!
3度目の正直で、ジョンソン&ジョンソン停止のニュースを見てすぐ、CVSの予約サイトに再挑戦!
予約サイトといっても、一度予約いっぱいになるとそれで終わり、ではなく、供給があるたびに、新たに薬局支店がワクチン向けに開いて、予約枠がどっと出る、という感じです。
午前にみてダメでも、お昼すぎに開いたら出てきた。
というわけで、今度は町の中心部で、モデルナで予約が取れました!
接種後
予約した10分前くらいにいくと、薬局内に床にテープをはって、導線が確保されています。
簡易的な受付があり、そこに向けて、3,4人並んでいました。順に名前と予約時刻を告げます。IDを見せ、熱を測って、進み、数分もすると自分の番に。
行列は、店の中の陳列棚の合間に作られています。
CVSではインフルエンザ予防接種のときのように、壁際に設置されたパイプ椅子で接種。
私が受けたところは2人が接種担当。
右か左か、どちらに打つかを聞かれます。
うって、絆創膏を張ってあっという間に終わり。
店の各地に点在するパイプ椅子で15分待機。
15分座っているのをチェックする薬剤師?もいました。
私がいったときは、16歳以上解禁後すぐだったので、20~30代が多かったです。
15分たって、さわやかに帰宅。
特に副反応もありませんでした。
実は別件(屋外でマダニに刺された!!)が生じていて、そちらで消耗していたので疲れたくらいです。
モデルナは2回目は4週間後。
この点で、ファイザーのほうが早く終わる感覚はありますね。一週間の違いですが。
日本のワクチン予約
日本でも高齢者の接種予約が始まりました。どうも電話予約は通じないようだったので、ネット予約を代理で行いました。
取れましたけれど……これ、高齢者でネット予約できる人は少ないんじゃないでしょうか。
さらに、圧倒的に供給量が少ないなかでの、今後の供給の見通しが示されないなかでの早い者勝ち。
6月までに、という見通しのようですが、今ワクチン接種できるのと、2か月後は大違いだし。。。
ネット環境が、生存に影響を与える社会であること自体、先進国とは言えない、かなりやばい状況です。
今後も供給ありますから、ではなく、いつ、が具体的に数字で正直に公開・提示されていない、アップデートのスピードが遅すぎるのが一番の問題。
現在の世界では、ワクチンが社会再開の目安ですし、個人もそれを目安に動いています。が、日本の場合、何を基準にコロナ関連の施策が動いているのか、まったく不透明。
ワクチンもコロナも政権維持のネタ程度としか認識されておらず、オリンピックが最優先事項の日本の状況と、コロナからの生存を最大優先にしている他の国との差が大きく出ている気がします。
今のアメリカは、行政がとにかくワクチン接種を増やすことに必死。打たないという人も結構多いようで。
日本のニュース(緊急事態宣言)が、去年の4月のニュースのように思えた今日でした。