2020年40代マッチングアプリ体験記@アメリカ、ヒンジの前記事はこちら。
ヒンジのプロフィールとアルゴリズム攻略
日本語での体験談が少なく、感覚がつかみにくかったのですが、良い感じでした。
アルゴリズムが結構すごい!というか、字義通り!
ヒンジはプロフィール欄が独特です。
・写真は6枚(必須)アップ(画素数は低くても受け入れてくれる)
・文字情報は3か所。プロンプト(向こうの設定した説明文)を選び、それに回答するかたち。
Yes/Noの選択式ではなく、文章で回答(字数制限あり)。しかも、ちょっとひねった文が多く、ド直球で回答できる設定文は少ないです。この3か所の文字情報がマッチング相手を選ぶアルゴリズムのデータとなるので、うまく質問を選ぶべし。そして、自分が会いたい相手、自分自身をもっとも表現するキーワードを、盛り込む必要があります。
結構、頭を使う。。。プロフィール設定、思ったより時間かかりますので、余裕のあるときに! 写真もなかなか多めです。6枚入れないと、進めません。動画でもOKです。
回答で入力した言葉を拾って、オススメのお相手を出してくれます。(料理上手がいい、と書いたら、有名シェフやレストランオーナー、料理得意組が結構出てきた。アート好きとも書いていたので、フォトグラファー、アーティスト、DJも多数出てきました。シェフやDJと付き合いたいわけではないのだが……)
写真いろいろ
写真にも、定型プロンプトを入れて、それに回答を入れるかたちで、文字情報を入れ込めます(「どこで撮ったか当てて!」「お母さんの冷蔵庫に貼ってる写真」等々)。
というのも、LIKEは、プロフィールの6種類の写真と3種類の回答のどれか一つに対してつけることになります! さらに、メッセージ付きでLIKEできます!
外国で撮った写真には、撮影場所などを入れたら、向こうがメッセージしやすくなるかも。男性の場合、見た目の変貌スピードが40代で加速するので、撮影年を入れてあるのも、親切かもしれません。昔の写真ではないんだな、というのが分かって良かった。
写真にプロンプト入れると時間がかかるし、割と入れてない人も多かったです。モテメン(ぽい雰囲気の人)ほど、ただただ写真一発勝負、でした。
写真は6枚も挙げるので、近影のほかに、子供時代の写真なんか入れている人もいました。いずれにしても、近影は必須。
Black Lives Matterと大統領選
あとは、時節柄、Black Lives Matterのデモ参加中の写真を出している人も多かったです。写真からも、お人柄を知ることができます。
時節柄と言えば、11月の大統領選を控え、プロフィールに「トランプ・サポーターはLIKEしないで」というのも、よく見かけます。確かに、合わないでしょうからね。あとは、オバマやバイデンと撮った写真を載せていたり、ウォーレンに大統領になってほしいと書いていたり、購読新聞の名前を挙げたり。それぞれが示す裏の意味を取るのに、やっぱりアメリカ現代政治の知識も必要になります。
たかがアプリ、されどアプリ。いろいろと勉強になりました。
閑話休題。
自分の写真を入れていない人、顔を隠している人が少ないのも、ヒンジの良い点。
アプリ側で、顔写真を入れていない人の優先度を落としているのだと思います。こういう人は、本当に最後の最後にしか出てきません。やる気をなくして写真を削除したのかもしれませんが、プロフィール非公開のオプションもあるので(ただし、マッチングした人以外、ほかの人のプロフィールが見れない)、正直、何が目的なのか意味不明。自分は見られないまま、人のプロフィールを見たいってことですかね、探偵さんでしょうか。削除一択。
いずれ、ヒンジのオススメの出し方がスマートで合理的なのも、気に入った点です。
最初が肝心!プロフィールは作りこんでから公開!!!!
人気の方が最初に出てくる傾向のようです(ヒンジ側のマーケティング戦略としては正しいですよね。これで、ぐっとユーザーをつかむ)。
最初が勝負!
課金するかしないかはあとから決めていいですが、プロフィールは作りこんでから公開したほうがいい!
作りこむ前に好みのタイプにLIKEして自分のプロフィールが向こうに出て、はじかれてしまったら悲しいので……(それでも、まだチャンスはあります。これは次回)。
最初の1週間ほどは、新規ユーザーには「新規」というマークがつきます。新規登録時はLIKEが殺到するので、LIKEをしても埋もれてしまうかも。LIKEを打ったら、LIKE backが来るまで忘れるのが一番です。
次回は、有料か無料か。オススメは有料です!