40代女性、コロナのアメリカ生活を機に、マッチングアプリ開始。
日本の「婚活」
マッチングに現れた日米の違い。
なんだか改めていろいろ考えさせられました。
日本のいわゆる「婚活」の市場では、女性は40代というだけではじかれることが多いと思います。それは本当に日本特有。やいのやいの言う声(男女問わず)には、ミソジニー(女性嫌悪)mysogynyもどさくさ紛れに多々織り込まれています。
それに合わせようとして、教養あるキャリア世代の女性が苦労しているのが日本。
数年前、朝日新聞が40代以上向けマッチング系企画を始めて、地獄絵図になっていたレビューを読みました。なんでも、女性は教養あり、職業もきちんとしていて、おしゃれさんが集ったけれども、男性陣がひどかったとか(年齢も60過ぎ、身なり、歯がない!、セクシスト=性差別的な言動や身体接触のハラスメント多数)。
金銭的余裕もあり、教養もある女性が、あるがままに能力を発揮しつつ、同等のパートナーを得る、という普通の欲求が、「贅沢だ、年なんから、誰でもいいじゃないか!」の大合唱でこれほど愚弄される国もそうそうないんじゃないかな、と思います。
一方で、周囲には、
・職業あり
・学歴あり
・性格もいい
・海外慣れてして紳士的、外国語もできちゃう
・結婚もしたい(のかな?よくわからない)
けれど、一歩踏み出せず、の独身の男性友達もそこそこいます。少なくとも複数。
ちなみに、友達に言われて、自分はマッチングするか、想像はしてみましたが、ダメでした。友達とは友達以上になる一歩を自分から踏み出せないタイプでもあります……。
さて、女性の友達陣も
・一流会社、組織の職業あり
・学歴あり
・仕事ができて任されているので当然有能、性格も超いい
・おしゃれ
・結婚もしたい(のかな?よくわからない)
・海外慣れてして外国語もできちゃう
がいっぱい。
そこをつなぐマッチングのツールが何か作れないものかと、自分はさておき、考えます。
非常に視野狭窄な日本の「婚活」ブーム、はや10数年続いていますが、そろそろ終わってコペルニクス的転回があって良い気がします。
・今の「婚活」に息苦しさを感じている人が圧倒的に女性に多い
・その層は、実は金銭的にかなり余裕がある
・今後の新しい世代は、ジェンダーや男女平等の意識がより強くなっていく一方
⇒現代的なジェンダー平等の視点を入れた新しい市場開拓とビジネスチャンス
と思います。
誰かやってほしい。何かできないのかな。
こんなことも思っていて、アプリやブログを始めてみた部分もあります。
そして、アメリカ発のマッチングアプリは、この新しいジェンダー感覚を反映しているので、使っていて面白いです。利用者の平均的感覚も同様です。
皆さんはいかがでしょうか。
続きます。
アメリカのマッチングアプリの特徴1
アメリカのマッチングアプリの特徴2
アメリカのマッチングアプリの特徴3
アメリカでアプリ探し