コロナ時代にやってきた!40代女性アメリカ生活日記

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コロナ時代のアメリカで低用量ピル入手① 低用量ピルのメリットと日本の性教育(の遅れ)

目次

 

9月26日は世界避妊デー(World Contraception Day)とのことで、

www.who.int

低用量ピルの話を!

アメリカでは、オンラインアプリのNURXで入手しています(これは次回)。

 

低用量ピルのメリット

かれこれ10年数年、中断もありますが、低用量ピルを使っています。

パートナーがいるときは避妊も目的になりますが(もちろん、感染症を防ぐための対策との併用)、むしろ、月経による体調不良(月経前の眠気、だるさ)、経血があることによる不便さを回避する目的。

パートナーがいる、いないに関わらず、服用し続けています。

 

メリット

・経血の量が減る(日常生活の妨げとならない)、時期が定期化する

月経前の体調不良がほぼなくなる(眠気やイライラ、といったこともありません)

・避妊効果

 

デメリット

・経済的負担(日本は保険適応外)、1シート(1か月分)2500-3000円

・医師の処方箋が必要、半年に一度の血液検査(保険適用外のため高額

 

要するに、デメリットは経済的負担のみ。

さらに、このデメリットは保険が適応されないゆえの日本特有のデメリットです。

 

しかも、日本の婦人科は混雑していることが多く(特に評判がいい医者)、医者の当たりはずれも結構大きい。

ピルをもらうための労力&費用負担が大きい。

ちなみにヨーロッパでは1シート600-1000円程度で入手できます。種類も豊富。

アメリカでも、学生や低所得者層向けに、無料?でピルを入手できるところがあるようです。

 

性教育と日本の問題

ピルへのアクセス

低用量ピルは誰にでも、特に、高校生や大学生にも入手可能な値段であるべきと思っています。

彼らは、 性行為の可能性があるが、知識が少ないうえ、一番、妊娠によって人生の影響を受けやすいので。

 

それに対して、日本は値段はもちろん、入手のためのハードルも高すぎる。

性教育も少なく、情報も少ない。

学校教育の場で知らせていない、家庭教育もされない、となると、自己判断や友人の情報、ネット情報になってしまいます。

判断のためには、タブー化せずに、正しい情報を伝えること、何かの場合は大人が手助けしてあげることが必要と思うのですが。

 

避妊の責任と費用はシェア

低用量ピルの使用やコンドームの使用も、男性と女性、それぞれが単独で行うのではなく、共同行為である性行為の一部として、話し合いのうえで決めていくのがいい。と思います。 

 学生同士の場合は、どちらも金銭的余裕がないので、女性だけが低用量ピルを毎月負担するのではなく、パートナーとともに2人でシェアする、というのもとても良いと思います。互いの身体に対する尊敬を確認することにもつながるかと。

 

自分のからだは自分のもの

 

日本を一歩出ると、自分の身体は自分のもの、身体をどうするかの決定権は自分にしかない、という考えが徹底しています。

(だから、勝手に相手の意に反して身体を触る痴漢なんてもってのほか、合意のない性行為も当然アウト。)

女性自身が生殖をコントロールする手段として、低用量ピルは一般的です。

パートナーを持つ人で、使っていない人はあまりいないと考えたほうがいいかもしれません。逆に、女性は使っているものと考えている男性が多いかもしれません。

その分、値段も手ごろ、アクセスも簡単です。

 

いずれ、避妊の話題はパートナーシップにとって避けずに話し合うべき問題という位置づけ。

 

避妊は男性?

避妊は男性がコンドームを使用するだけ、というのは日本特有です。

それでも、この考えがものすごく浸透していると思います。

逆に言えば、女性が生殖のコントロール権を男性にゆだねているかたち。

男女のパワーバランスが均等ではない理由は、避妊をする・しないの決定権を男性がもつ、というこの構図もどこかに影響しているかもしれません。

 

しかし、妊娠し、出産するのは女性。産んだら捨てることもできません。

高校までとして、18年。

妊娠可能年齢の女性の人生を大きく変えてしまいます。

生殖のコントロール権を取り戻すことは、女性に人生の選択権を取り戻すこと

 

こういうことも、海外に出て言葉で聞くことで、改めて理解し、納得しました。

 

日本の性教育の遅れは、その通りだと思います。

正しい知識にアクセスできないながら、コンビニや町、インターネットには性的表現の露骨な漫画がコンテンツが氾濫。

性愛の領域の情報がいびつで歪んでいる気がします。

ジェンダー平等が進まないのは、妊娠・出産、そこにつながる結婚に対する科学的なアプローチが準備できていない社会だからかもしれません。そこだけ、「なんとなく」「慣習に合わせて」、21世紀になっても何も変わっていない。

確実に世界から取り残されています。

 

話題のこの本も、なるほどと思って読みました。

 

 太田啓子『これからの男の子たちへ――『男らしさ』から自由になるためのレッスン』

 

 

 緊急避妊ピルがオンライン診療で処方されるようになったようです。

 

ただ、よく言われるのは、日本でバイアグラ(男性の性行為を可能にするもの)の承認は速攻だったのに対し、低用量ピルの承認に何十年もかかった、というアンバランス。

そして、それらを決める決定機関に参加しているのは男性ばかり、というアンバランス(女性の身体の在り方を決める決定機関に女性が入っていない)。

 

日本がどのように変わっていくのか、どのくらいのペースで変わっていくのか、気になるところです。 

 

 オンラインのピル注文アプリについては、次回。 

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