コロナ期の新天地で社交開始のため、とは単なる口実ですが、
マッチングアプリを開始。
その後、なんとなく素敵な人が見つかり、マッチングアプリ(ひとまず)全部卒業しました!
渡り歩きのすえ、見つけたのは、okcupid。
日本でも利用者が結構いるアプリです。
目次
コロナ期のマッチングアプリのメリット
・ 人と知り合えない異常事態のなか、人と知り合うきっかけになった!
・ 現地で日常的にメッセージなどやり取りする相手がいた。
・ 自分の考えをアウトプットする機会ができた。
・ コロナのマスク、ソーシャルディスタンシングにより、危険性も少なく、安全。
・ 鬱々としなかった。
・ 外に出るきかっけができた。
往々にして、やってみて良かったな、という感想です。
dcus.hatenablog.com
アメリカのマッチングアプリ
アメリカのマッチングアプリをやってみて、日本の婚活のいびつさを明確に認識しました。
年齢で人(特に女性)をはじく、恋愛対象外から外す、というおかしな前提がこれくらい定着している国はないのではないか、と。
日本でここ10数年ほど盛況のいわゆる婚活市場、おかしなことになってない?!と率直に思いました。
そこからの考察がこちらのシリーズ。
日本は30代、40代女性に対する無言の攻撃や圧力がすごい社会だなぁ、とも改めて感じました。
いわゆる、ミソジニー(女性嫌悪)というもの。
女性、とか、40代、とか、属性だけで特定集団や個人を攻撃できる、自分が上に立った感覚を味わえる、というのは本当に楽ですからね。
ブラックライブズマターが話題ですが、この感覚はまさにレイシズムにも通じます。
属性で判断したり、無意識にもそういう感覚の発言などをしないよう、自分も普段から気を付けなければ、と一層思いました。
それでも、アメリカでも日本でも、現状を変えようという意識が若い世代ほど強いので、少しずつは変わっている希望はあります。
「年齢は数字!」
「年齢は数字!」
コロナ期のお気に入りであるエクササイズ動画主まりなさん。そのお母様も言っていました。この動画、すごいです。面白い!
アメリカのマッチングアプリで感じた、「年齢は数字!」はこちら。
今回使ったマッチングアプリ
コロナ期のアメリカで以下を使いました。
・マッチドットコム
・ヒンジ(Hinge)
・コーヒーミーツベーグル(無料トライアル1週間未満のみ)
・エリートシングルス(無料会員として登録数日のみ)
・イーハーモニー(無料会員として登録数日のみ)
・Okcupid ⇒ひとまず終了!
赤字が課金して使用したものです。
それぞれ実質1か月弱、併用もしました。
ちょうどパンデミック状態にも慣れてきて、忙しくなってきたこと、現在居住エリアの人々を一巡りしたことで、いったん終了してちょうどいい時期でした。
次に復活させる日が来たら、あれとアレだな、とアタリはつけてあります(笑)
アメリカは使用人口が多いせいか、そもそもの人口が多いせいか、違う都市に引っ越したらまた探せるんじゃないか、というような楽観的な気分にもなります。
アメリカ、あまり職場恋愛しないんですね。というわけで、外様奉行(外国人)にもチャンスありです。
ちなみに、マッチドットコム、ヒンジ、Okcupid、tinder、全部マッチグループという一つの会社が運営しているようです。
Plenty of fishというもう一つの有名アプリももっているらしい。
すごい寡占状態ですね。。。
一つのアプリでやらかしたら、同じグループ内のほかにも情報共有する、というようなこともどこかの規約に書いていた気がします。
マッチングアプリを戦略的に使う
従来型の出会い――知人の紹介、合コン、飲みに行って声をかける、通りでぶつかる、ばったり出会う、等々、有機的なつながりを飛び越えたマッチングアプリというメディア。
これまでの人間の社会行動をすっとばしたものだけに、どういう風に使うか、自分なりの戦略を考えたほうが良いのでは、と途中から思いました。
自然な知り合い方とは根本から違うので、マッチングアプリ向けの出会い方や心構えがあるのでは、と。
・ 自分が譲れないもの(譲りたくないもの、ではなく、生理的本能的に譲ることができないもの)をアプリのツールを活用して明確にし、対象を絞っていく。
0. 最初はアプリ側のアルゴリズム(ひと任せ)、もしくは、手動の検索(アプリによって違う検索条件のなかで自分で決める)
その後は、机のうえではじき出すのではなく、
1.文字メッセージのやり取り
2.オンラインの電話・ビデオチャットによる肉声のやり取り
3.現実に同一空間で物理的に会ってみて、
一つずつ確実に譲ることができないものを消していく、ラインナップしていく。
それらの絶対条件に合う、合わない、で判断していく。
・ 同時に、自分が「いい人だな」以上に反応する要素が何かを見極めていく。
・ コロナ期ゆえ、片っ端から会うことはできないので、コロナ対策も含めて吟味!
・ 過去の失敗談を思い返し、結果的に合わないのに、自分が惹かれがちなタイプにいかないよう、自己統御。←アプリは、写真や肩書から選ぶかたちなので、これまでの経験を活かして、同じ轍を踏まないように意識しました。
あとは、何かのコレクションではないので、ないな、と思ったら、アンマッチやブロック機能でさっと消して、記憶から消すこと、先方の視界から自分を消すこと。
そもそも出会いが不自然なヴァーチャルなものなので、いつまでも記憶しておく必要はないですし、現実の生活で記憶容量いっぱいです。
自分が譲ることができないもの、を絞り込むために確実に有効なツールがそろっていたのが、私の場合、Okcupidだった、と言えます。
このあたりは、やはりそれぞれの重視するところによって、需要が替わりそう。
アプリが複数あり、共存しているのも納得です。
やはり自分が欲するものを明確にし、それに合ったアプリを戦略的に選ぶ、
ということが一番良いのかもしれません。
以降、Okcupidの使い方について書いていきます。
続き⇒
追記: 思い出してしまいました。女は嘘がつけるから(女性への性暴力被害についての文脈!)、と発言し、発言は複数確認が取れているのに、「言っていません」とHPでしらっと書いた国会議員(後日、発言は認めた)。LGBTQ否定の人でもありましたし、レイプ被害者に対する明らかなセカンドレイプ発言を公的場でも行っている人でした。
所属政党から謝罪や懲戒もないので、こういう発言を炎上のかたちでやってくれる「女性」議員(かつ、いつでも切り捨てられる議員)を与党が必要としている、と分析できます。
21世紀のダイバーシティを目指す社会(=出自は自分で責任を取れない生まれつきの性質なので、出自ゆえに市民としての権利を失うことなく、そのまま肯定され、平等の権利を享受できる社会)において深刻な問題ではないかと思うのですが。
女性によるミソジニーについては、数年前、こういう本があったのを思い出しました。当時、職場の上席女性に何かの流れで貸したら、後日、「すんごい暗い気分になった」と言ってました(笑)。
読みながら、本当にそうかなぁ?、と思ったり、考えながら読んだ記憶の本です。
上野千鶴子『女ぎらい――ニッポンのミソジニー』
OkCupid攻略法、続いていきます。 dcus.hatenablog.com