コロナ時代にやってきた!40代女性アメリカ生活日記

コロナ時代のアメリカ単身生活。濃厚接触不可能、ソーシャルディスタンシング時代のマッチングアプリ体験記、デート、美容、アパート探し情報。

女性エンパワーメント系ネットフリックス2021年2~3月最新①モキシー 

 

2021年2月3月ネットフリックスー女性エンパワーメント系が強い

ネトフリ廃人になりそうでしたが、春が来て、気分も上がり気味。

まもなくサマータイムに切り替わり、コロナの長い冬の夜も終わり。

来年の秋冬にはある程度ワクチンも普及していそうですし、マスク継続とはいえ、ちょっとは社交形態が変わっていると良いです。

 

3月8日が国際女性デーのせいか、そもそもネットフリックスのテーマが女性のエンパワメント、差別や不平等の問題にあるのか、最近みたアメリカ発3作は、2000年代現代の女性の抱える問題、セクシズム、そして人種差別の問題がテーマでした。

 

・モキシー

・ジニー&ジョージア

・ファイアフライ通り

 

この3作に描かれたアメリカのティーンのジェンダー意識、人種の問題に対する意識は、自分の学生時代よりもはるかにはるかに進化していて、社会は少しずつ変わるんだな&若い世代は確実に変わっているな、と希望が持てました。

 

生まれつきの属性をもとにする(本人が原因ではない)性差別、人種差別の問題がなくなるといいな、と本当に思います。

 

オススメです。

 

映画モキシー(Moxie)

こちらは単発映画。3月3日リリースと配信ほやほやです。

ドラマシリーズは1シーズンを追うのに、目がギンギンになりますが、1本2時間未満で完結するのはありがたい。

 

www.netflix.com

 

主人公はティーンの女子高校生(白人)ヴィヴィアン。学校でもおとなしめ、幼少時からの親友(中華系。母親とはマンダリンで話している設定。美人で髪型もおしゃれ)とともに、早く卒業して進学する日を待っています。

 

というのも、高校は、アメフト部主将でイケメン白人のアイドル的存在だけれど、人格的にアウトなミッチェルを頂点とするヒエラルキー。在校生のランキング付けまで行われて、そうしたヒエラルキーを強化。

女性校長も、ミッチェルを推しまくり、教師たちも及び腰、だれも彼に逆らうことはできません。

 

ある日、そこに黒人系女子学生が転校してきて、英文学クラスで全員が一同に会します。

授業で取り上げられたのは、フィッツジェラルドの『グレート・ギャッツビー』

転校生はさっそく、なぜいつも白人男性の書いた白人(リッチ)男性を中心とする物語なのかと問題提起。

きわめて現代的なジェンダー、セクシズム、人種、社会階層の問題をとらえた彼女の発言を、ミッチェル(←ギャッツビーに重なる!)が、遮る、遮る。男性白人教師も止められない。

  

以降、ミッチェルのいやがらせのターゲットとなる転校生。校長(かなり意識の低い田舎町の中高年)に、ハラスメントを受けていると訴えるも、まともにとりあってくれません。

一方、主人公ヴィヴィアンはこうした学校に嫌悪感を募らせる。あるとき、母親が、若いころにフェミニズム運動をしていたときの思い出の品とテーマ音楽を見つけます。それに触発され、『モキシー』という冊子を作って、学内におけるセクシズムを告発! あっという間に学内で共感を得て、次々革命を起こしていく!という痛快ストーリーでした。

 

レビューを見ると、ちょっと低めに出ているのですが、どうも、満点と超低評価で綱引きしての結果の模様。

確かにストーリーは超ハッピーエンドでシンプル、粗いかもしれません。

が、おとなしめだった子が、身近な差別を見て見ぬふりをせず、連帯して立ち上がる! それに対して、同じようにやり過ごしてきた同世代のさまざまな出自の子たちが、見て見ぬふりをせずにパワフルに共鳴していく姿は、痛快ですっきりしました!

 

ヴィヴィアンの幼馴染のアジア系(日系?)アメリカ人のスケボー大好き男の子(昔からヴィヴィアンが好き)も、ヴィヴィアンのフェミニズム運動にいち早く共感します。

 

フェミニスト男子、やっぱりいいですねぇ。

 

春にアメリカでマッチングアプリやっていたのですが(そのノウハウ提供でこのブログを始めた)、都市部ということもありますが、フェミニストの異性愛男性がアメリカには多く、人種問題などにも敏感な人が多い気がしました。

そういう人はそうした考えがアイデンティティの強い一部という感じです。

 

セクシズムや人種意識などの問題に敏感な方、日本のセクシズム要素蔓延の「婚活」にへきえきした方は、アメリカのマッチングアプリは結構いいよ!と、情報共有したく思った次第でした。

 

ちなみに、英文学のリーディングリストの選択について、白人男性中心であることを指摘する、というプロットは、2月末にリリースのネットフリックスドラマ『ジニー&ジェニー』のイントロそのもの!

 

アメリカの高校生の意識の標準、もちろんドラマのなかというのもありますが、すごい。

 

白人男性中心に組み立てられた文化と学校教育のなかで生きる白人以外の思春期(東・南アジア系、アフリカ系が特にドラマではクローズアップされます)にとって、経験的に感じる、けれどもなかなか問い直すことが難しかった違和感が、フェミニズムによって表に出るようになったんだなぁ、と感じます。

 

アメリカは多種多様な出身・出自がいますが、やはりヨーロッパ同様、わかりやすく職種によって出自が偏る傾向は強く、平等はあくまで依然として建前と感じます。

 そのなかでの生きづらさ、というのはまだまだ現代もあるのだな、と思ったのが、先月リリースの『ジニー&ジェニー』。

 

 

続きます。 

 

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