ワクチンの状況
3月上旬、アメリカの近隣地域、ヨーロッパから、両親世代がワクチン接種1回目終えた~、という話が届くようになりました。
リモートワークで優先順位が最下位であろう私もとりあえず、事前予約登録は済ませてます。
6月中にはワクチン接種が終わる見込み(7月4日の独立記念日は家族で集まれることを目指すとのこと)、というのを受けてか、8月くらいからいろいろと再開の見込み。
今さら日常に戻れるのか、体力気力眠気(眠くなったらちょっと仮眠生活)ともに不安でもあります。。。
『ヴィンツェンツォ』が面白い
ネットフリックス漬けも終わりかな、と思いつつ、2月末から面白ドラマが目白押し!
毎週末に2話ずつ更新されていて、現在途中までおってハマっているのが、韓国ドラマ『VINCENZO(ヴィンツェンツォ)』!
韓国人だけどなぜかイタリアマフィアの一族で弁護士(笑)、というイケメンが、イタリア製高級スーツで毎回ばっちり決めて登場。
悪をもって悪を制す! 韓国ソウルに戻って、巨悪カルテルと戦う痛快ストーリー。
主人公のヴィンツェンツォ・カッサーノ(笑)が、とにかく頭もいいし、法律知識もばっちり、しかもマフィア仕込みで喧嘩も強い(フラッシュバックで、何人も殺した過去も出ていたけど……)。
検察・警察・マスコミとも結びついて、自社利益のために弱者を殺すこともいとわない巨悪組織に挑んでも、なんとかこの人なら裏をかかれずやってしまえるでしょ、と安心して見ていられます。
タッグを組む(ことになる)女性弁護士が、いかにも韓国ドラマあるあるの可憐美人・かわいい系ではなかったので、最初、ん?と物足りなさを感じましたが、徐々にこの女優さんの表情も態度も変化していき、魅力的になっていきました! さすが。
スーツをばっちり着込んで、ヴィンツェンツォと法廷に乗り込むシーンはかっこよかった!
『愛の不時着』の保険調査員、北朝鮮の5人組兵士のMr.リーに次ぐ副官の地位だった人、も出てきます!
『新米史官クヘリョン』(←時代劇ながら、現代の社会問題に重なる作りで、すごい良かった!)の、王の母役の女優が今度は超悪玉役で登場。
『クヘリョン』では悪玉の権力者だった俳優が、巨悪カルテルに踏みつぶされそうになる庶民クリーニング店主として登場。
ヴィンツェンツォができるバリバリマフィア弁護士かつ超美形なのに、ソウルの空港でぼったくりタクシーに騙されたりと、ちょっとボケっとした感じなのもかわいい。
今後の展開?
ネットフリックスドラマは、今後展開するべく仕込まれたプロットの問いを立てて、予想をして、次々出てくる伏線をもとに予想修正し、当たるかどうかを話しながらワイワイ見ています。
『ヴィンツェンツォ』の場合は(現在6話まで見てる)、
・いつ、プラザビルの案件を解決(冒頭で解決シーンが現れ、そこに至るまでが現在描かれている)するのか。20話、この件を引っ張るのか。
・いつ、バベル製薬のボスがあの人だと、ヴィンツェンツォたちが気付くのか。
・ヴィンツェンツォの母の過去はどう絡むのか(多分これから明かされる)
・ヴィンツェンツォがイタリアマフィアに至った理由は?
・ヴィンツェンツォは最終的に韓国を去るのか?
等々、毎回出てくる伏線を繋ぎながら、予想しながら見ています。
今後の展開が楽しみです。
韓国ドラマ、勝手にランキング
今のところ、韓国ドラマは
1位:『愛の不時着』Crash Landing on You
ハラハラドキドキラブストーリー。
2位:『新米士官クヘリョン』Rookie Historian Goo Hae-Ryung
時代劇ながら、現代の日本や韓国の職場(韓国知らないけど(笑))、ジェンダー不平等の問題がてんこ盛り。
女性史官が男性しか任命されなかった職場に初めて登用されるところからスタート。最初は男性史官たちからのいじめもありますが、のちに彼女たちが彼らを変え、職場が一致団結して、歴史を権力者の手から守り抜く!
「歴史」は、いくつもの王朝からなる国家の命運にかかわるため、時の政権が手を加えてはならない、政治家とは独立したものとして、史官たちが書くもので、史官たちが現代進行形で書いているものは、王すら(改ざんの恐れがあるので)見ることができない。ということです。
だから、史官たちが必ず立ち会うことで、密室政治がなくなり、透明性が確保される。学問の自立とかも含め、時代劇なのに、めちゃくちゃ現代に通じる話でした。
学術会議の任命拒否問題とか、行政文書の改ざん・廃棄(そして担当役人が自殺、指示した高官は栄転)とかあっただけに、こういう正義が貫かれる国であってほしい😢と本当に思いました。
絶大な権力を持つ人に対し、正義感で正論を解く人に、謙虚に耳を傾ける人たち(王、王子、大臣、史官上官)が複数いることにも、見ていてほっとしました。
王子と主人公女性のラブストーリー(あるある)とともに、王位簒奪の過去という二つのストーリーが同時に走っています。
そこでキーとなる『ホダン記』という書物が、最初出てきて、そのあと10話過ぎるまでほぼ出てこない(笑)。ラブストーリ―部分が(かわいいけれど)どうも長い?
3,4話くらいで飽きてしまった方は、ぜひそこで見捨てず、14話くらいに飛んでみて最後まで見切ってください!
見終わっての感想としては、前王であるホダンの理想としたもの、学校で目指したもの、がもっと中間で描かれても良かったのでは、と思います。
(それがないと、なぜそこまで敵視されたのかの説得力が足りないし、クヘリョンやラストの新王が見据える未来像が見えてこない)。
3位 『ヴィンツェンツォ』Vincenzo
こちらは見終わったら同時1,2位に浮上しそうな予感。
金と権力で警察・検察・新聞を操り、殺し屋やチンピラを使ってやりたい放題の組織に、外様?のイタリアマフィア仕込み弁護士が挑む!!
庶民にとっては、痛快ストーリーです。
これらと比べると、やっぱり、日本ドラマ、、、なんか足りないですよね。。。
オチがサイコパスとか多すぎませんか?ただの謎解きというか。。。
あとは、単に家族・恋愛縺れ系のオチ(時代特有の大きい問題につながらないので、個人の物語として消化されてしまうというか)。
これまでのネットフリックスおすすめ!